○ Creil Montereau
クレイユ モントロー オクトゴナル デザート皿です。
パリの食器装飾商であったポール・ルースが、装飾のないモントローの食器を仕入れ、1910年から25年にかけて、彼の息子であるジャン・ルースが装飾したお皿です。
その装飾が評価され、ジャン・ルースは,1925年にパリで開催された現代装飾産業国際博覧会に個人的なスペースを設けた唯一の食器専門デザイナー。
装飾家ジャン・ルース
ガラスや陶器のテーブルウェアをデザインしたジャン・ルースは、パリのシャトーダン通りのファミリーショップで、父ポール・ルースのもとで修行を積んだ。 彼の名前が初めて登場したのは、1911年のガリエラ美術館展で、まだ16歳のときだった。 1913年、アートフェアへの出展を始め、1923年にはラ・ボエティエ通りにファミリーショップを設立、1931年にはその経営を引き継ぎました。
◆状態
古いものですので、製造時の凹凸と汚れ、貫入、気泡、黒点、キズ、窯傷がございます。
色むら、色づき、ふりもの、マイクロチップがございます。
状態に関して、極力写真にて掲載させていだだきますが、小さなダメージやキズ、汚れ等、写真に写らない場合もございます。撮影時の環境によりまして、 色合い等、多少の違いがある可能性が ございます。 画像をよくご覧いただき、 ご検討くださいませ。
◆素材
陶器
◆サイズ
W(辺~辺)約20.4cm(角~角約21,6cm /H 1.7cm(サイズは素人採寸の為、参考程度でお願いします)
Creil Montereau クレイユ モントロー デザート皿 N-809
◆Creil et Montereau (クレイユ・エ・モントロー)
1797年に開窯したパリの北に位置するOise県のクレイユの窯と、1720年頃からパリ南東のSeine-et-Marne 県のモントローにある古窯が、1840年に合併してできたクレイユ&モントロー。職人がひとつひとつ丁寧に作ることで人気のある窯でした。1920年にChoisy le Roi(ショワジー・ル・ロワ)窯に吸収され、その後、1955年に閉窯し、その115年の歴史の幕を下ろしました。